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2005年度活動記録

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  主な山行記録の抜粋です。
リンクのあるものは山行記録を見ることができます。

last update 2006/07/23 (日)

ハイキング部門 縦走部門 登攀部門(岩/沢/アイス/雪稜) スキ−部門
&海外トレッキング
4月 狩倉山、谷急山、十二ヶ岳、根本山、御前山 大峰山奥駈け
白毛門、谷川岳
甲斐駒
万太郎山、妙高、立山、白馬金山沢、志賀高原
5月 石鎚山、袈裟丸山
黒斑山、久住山
塔〜檜洞丸

白馬岳、利尻岳、
霞沢岳、
谷川岳中央稜
富士山、
白馬岳

6月 黒川鶏冠山、会津朝日岳、妙高山、篭ノ塔山、大持山、大岳山 雨飾山


大黒茂谷、水根沢、マスキ嵐沢、葛葉川、二子山
乗鞍岳、
ナンガパルパット・ギルギット・フンザ
7月 塔ノ岳、湯の丸山、大岳山、富士山、滝子山 白馬岳月山
槍ヶ岳朝日連峰
塩見岳、空木岳
西丹沢東沢、錫丈岳、谷急沢右俣、日光・緑沢 バルトロ氷河

8月 八甲田、恵那山、白根山、森吉山、景信山、国師ヶ岳、三頭山 槍〜西穂、黒部〜雲ノ平、横尾本谷〜槍ヶ岳、鳳凰三山、爺ヶ岳〜七倉岳、飯豊山、 剣岳チンネ、小川山、滝谷ドーム中央、ナルミズ沢 韓国・仁寿峰
ヨーロッパアルプス

9月 立岩・経塚山、武川岳、御座山、茶臼岳
宮之浦岳、白馬三山、西穂高岳、越後三山、裏剣・下ノ廊下 北岳バットレス4尾根、白毛門沢、黄蓮谷右俣ウズラ石沢、甲斐駒赤石沢、
10月 高岩、高水三山、鷹ノ巣山、金北山、日光白根、白山、扇山、三本槍
阿弥陀〜天狗岳
早月尾根、妙義山バラ尾根
谷川岳幽ノ沢V字右、
ナメラ沢、北鎌尾根、沢上谷

11月 烏帽子岳(西上州)、
丹沢山、金峰山、鹿岳、三ツ岩岳
雲取山、
毛無岩(西上州)

中山尾根、
二子山中央稜

立山
槍ヶ岳

12月 伊豆ヶ岳東尾根、景信山餅つき、奥鬼怒、塔ノ岳、赤鞍ヶ岳 天狗岳

裏同心ルンゼ、富士山雪訓、赤城山、蝶ヶ岳
乗鞍岳
ニセコ、羊蹄山
1月 高川山、川苔山
生瀬富士、畦ヶ丸
北横岳〜高見石

甲斐駒、赤岳、富士山
荒船山相沢流域、
日光白根
焼岳、根子岳
四阿山、乗鞍岳
2月 鹿倉山、赤雪山
大山三峰山、大小山
明神山〜金時山

八方尾根
平標山
3月 塔ノ岳
六石山

石尊稜
武尊山
妙高前山、三田原山、
岩菅山、平標山

2005年度山行記録


山域/山名 谷川岳(雪訓)
日 時 4月15日(金)〜17日(日)
ルート
参加者 3名
 4月16日(土)午後から雷、雨の予想に、早朝5時30分出発。かろうじて白髪門、谷川岳山頂が望まれる中、所々シュルンドを越えながら、山頂へ、山頂付近で曇りホワイトアウトになるも、10時着。
 天気も持ち直し、急ぎ天神尾根を下山。遠く雷が鳴り響く。時折ヒョウが落ちてきて、ロープウエィ付近では雨に。ロープウエイは雷雲を警戒して、運行を一時停止。しかし、雷はどこかへ、一時的な雨も晴れ、ロープウエィが再開。無事ベースセンターへ到着。
 時間があるので、付近の斜面で、スタンディングアックスビレーやコンテを練習。
 終了後、温泉にて疲れを癒す。
 4月17日(金)雪訓場所確保のため、5時15分出発。マチガ沢入口にて雪訓開始。
 歩行訓練、滑落停止、ビーコン捜索、スノウマウントなど。続々雪訓グループが到着。連休山行に備えるらしい。天気も素晴らしく、利尻岳に向けて良い訓練となりました。
 道路は渋滞もなく、無事帰京しました。

 (記:T)

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山域/山名 甲斐駒ヶ岳
日 時 4月29日〜30日
ルート 28日(木) 22:20小田原発

29日(金) 竹宇駒ヶ根神社駐車場1:00〜6:45(仮眠)
 竹宇駒ヶ根神社発7:40 七丈小屋14:50〜15:40 八合目17:00 七丈小屋17:30

30日(土) 起床5:30 七丈小屋小屋発6:40 駒ケ岳頂上9:10〜9:40
 七丈小屋小屋11:00〜12:10  竹宇駒ヶ根神社16:10
参加者 3名
 一週間前の降雪で、刃渡りを過ぎてからの残雪に悩まされた。ただし神社から七丈小屋まで7時間強の登高時間は想定の範囲内。小屋に到着して翌日登攀予定の赤石沢奥壁中央稜の下見に八合目に向かう。しかし、小屋から八合目までのトレースがなく、赤布頼りに登るものの、踵から膝近くまでのラッセルで八合目までの登りに夏道の倍以上の時間を要した。縦走路から見た取付までのトラバースは、残雪が大きく積みあがっていることから、かなり悪い。躊躇なく翌日は一般道から頂上を目指すこととする。
この日は、七丈小屋の宿泊者は我々3人だけであり、翌日の登攀もなくなったことから、気持ちが緩み21時過ぎまで酒宴を盛り上げた。そうこうするうち、小屋の主人から「ここは山小屋ですから、消灯します」と諭され、就寝。

 翌朝は強風に悩まされたが、前日下見につけたトレースに助けられ8合目までは前日が嘘のような半分の時間で到着。8合目からの上の雪面は、朝方の冷え込みと強風でクラストしており、前日のようなラッセルに悩まされることもなく順調に高度を稼ぐ。結局、小屋から頂上まで夏時間と同じ二時間半で到着できた。
 頂上に到着するとともに気温が上昇し、風も嘘のように消えて雪も死体に。快適な春山気分で下山開始。縦走路から見る中央稜は一部に雪屁が張り出しているものの、全体的に雪が消えており夏と同様の状況。取付までのトラバースをうまくこなせば、登攀そのものは順調なように見えた。来期に期したい。
 今回の山行は、トータル竹宇駒ヶ根神社から頂上まで登り9時間半下り5時間20分であった。

(記:A)

    *  *  *

 中央稜は取付までの雪のため中止しました。その代り3人でピークをピストンしました。3人だけの山頂&小屋&360度の展望でした。
 北アルプスの山並も見えました。Mさんは初の春山を黒戸尾根からの甲斐駒にチャレンジ。がんばりました。

(記:H)

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山域/山名 白馬岳大雪渓
日 時 5月4日(水)〜5日(木)
ルート 5月4日 道の駅小谷1:00〜6:30(仮眠) 7:30発 8:30栂池駐車場 ゴンドラ〜ロープウェイ終点9:30 稜線13:30小蓮華山14:00 白馬岳16:00 白馬山荘16:20
5月5日 白馬山荘7:30発 猿倉9:00
参加者 4名
【栂池平から白馬岳】
5月4日
 ゴンドラ終点(栂の森)から栂池平直下までロープウェイが運行中で、白馬岳へのアプローチは以前と比べてかなり楽になっている。スキーやボードを背負った入山者はざっと40〜50人位で、ほとんどが栂池平の最奥部から稜線を目指して登っている。我々も後を追う様に出発した。小蓮華山に向けて斜めに走るトレールが明確に残っているが、稜線に向けて各自それぞれが好きなルートを登っていた。我々が登っている最中に稜線から二人三人と滑降する人が続く。スキーを担いだ登高ではなかなかペースが上がらず、4時間をかけてようやく小蓮華岳少し手前の稜線に出た。すると、いきなり強風に見舞われ、背負ったスキーが大きく振られ、ストックで踏ん張らないと立っていられない。白馬岳まで続く4つのピークには雪屁が大きく張り出し、稜線を縦走する我々4人の周りには、いつの間にか誰もいなくなっていた。風に悩ませられながら、2時間かけてようやく白馬岳頂上に到着。はるか下に今日出発した栂池平の栂池山荘・栂池フュッテの黒い屋根が見えており、登高の疲れも吹き飛んだ。
【白馬大雪渓滑降】
5月5日
 前日以上の強風で、早々と雪倉岳経由蓮華温泉行きをあきらめ、大雪渓を滑降して猿倉を目指す。荒れた雪面、重い荷物にスキーのトレーニング不足から4〜5回転倒しながらも白馬山荘から1時間30分で猿倉に到着。夏の下山時間3時間がスキーによりに半分に短縮できた。結局スキーにより登り下りに大きな時間差があり、登り標高差1200mを6時間30分 下り1700mを1時間30分と大きなギャップのある山行だった。

(記:A)

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山域/山名 袈裟丸山
日 時 5月21日(土)〜22日(日)
ルート 塔ノ沢登山口P(810m)6:25〜7:17寝釈迦7:30〜8:20賽ノ河原(1530m)8:30〜9:20小丸山避難小屋(1600m)9:25〜10:07前袈裟丸山(1878m)10:30〜10:58後袈裟丸山(1908m)11:10〜12:49郡界尾根登山口(1150m)〜13:40大滝手間道路分岐13:50〜15:15折場登山口〜15:50バラ沢峠=途中車=16:05塔ノ沢入口〜16:25塔ノ沢登山口P
参加者 2名
 袈裟丸山(けさまるやま)は、足尾山塊の一部で皇海山の南にあり、頂上は前袈裟丸山・後袈裟丸山・奥袈裟丸山(1958m)からなり、前・後袈裟丸山に人は多く、奥袈裟丸山は少し離れているので人は少ないです。最寄の公共交通はわたらせ渓谷鉄道の沢入(そおり)駅からですが、不便なので足は車が一般的です。この山のこの時期はツツジやシャクナゲが特に美しく、多くの登山者が訪れます。今回のタイミングでは、大きなピンク花のアカヤシオツツジが盛りで、シャクナゲも高度によっては開花しており、シロヤシオツツジは未だでしたが、朱色のヤマツツジや紫色のミツバツツジも見ることができて、満足のゆく山行でした。

 前夜11:30頃に、戸田公園駅から車で出発。順調にわたらせ渓谷沿いに進み、わたらせ渓谷鉄道水沼駅温泉センターのある駅前駐車場で仮眠できたのは深夜2:00をまわっていた。5:00頃には十分明るくなったので塔ノ沢登山口まで移動。ここには広い駐車場のスペースがあり、さっそく準備体操の後に出発。
 若々しい緑の自然林に囲まれ寝釈迦までは広い緩やかな沢沿いの道を進み、沢が合流している所を西に行けば地図に双輪塔とある近くに岩のお釈迦様が寝てらっしゃった。身長は5m以上ありそうで、江戸時代の作だとか。ここで始めてシロヤシオツツジを目にする。小ぶりの白花がつき、ゴヨウ(五葉)ツツジとも言うそうだ。さらに進むと見事なアカヤシオツツジが見えだした。木高はミツバツツジより大きく、なんといっても大きなピンク花が美しく華やかであり、満開なのはラッキーだった。シロヤシオツツジより標高の高い場所に咲くようで、西日本ではアケボノツツジと言うそうだ。
 まもなく賽ノ河原に着き、登る高低差の少ない折場登山口からの多数の登山者と合流する。ここからは小丸山を巻いてなだらかな道が小丸山避難小屋まで続く。小丸山の尾根道も花が多そうだったが、巻き道では笹の斜面にアケボノツツジが多数咲いていた。低いかまぼこ型避難小屋のあるこぎれいな広場にはトイレもあり、休憩に適当な場所と思える。ここから前袈裟丸山までは一時急坂となり、谷の残雪も見え尾根状の場所では庚申山・皇海山・日光の山々の遠望がきく。日光白根山の雪がひときわ印象的だった。前袈裟丸山の頂上では見通しがよく、谷川の白い山々がこの山頂で初めて出会ったつぼみが開花直前のシャクナゲ越しに連なって見えた。ここで昼食をとり、「この先は危険」の立て札があったが、それほどのことはなく足場の悪い幅細の尾根を進んで後袈裟丸山まで進んだ。
 ここでピストンの予定ではあったが、郡界尾根からきた人たちが途中の花がすばらしかったと言うので、とりあえず見に行くことにした。急な坂をしばらく下ると、今までの咲き方とは確かに違ってアカヤシオツツジが明るい尾根の広い範囲で見事に咲いていた。さらに少し下るとアカヤシオツツジの下にシャクナゲが加わり、豪華さに花を添えていた。シャクナゲは縁がより赤色ががった赤花や縁がピンク色した白花が開いていた。下り始めて1時間ほど経って振り返ると、袈裟丸山の斜面がずっと上まで続き、帰りはピストンではなく郡界尾根登山口まで下りて林道歩きで停めてある車まで戻ることにした。さらに下ると開花はしていないがシロヤシオツツジの林と思える場所があり、2週間位あとには見ごたえがありそうだった。広い笹原を進み、林道に続く歩きやすい階段を下って行った。
 ここからが大変で、約3時間半の登り下りのある林道歩きとなった。立派な車が通れる林道ではあるが、簡単には400m下り・400m登り・500m下り・100m登りで、ヒッチハイクするにしてもあまり車が通らずずいぶんと消耗した。500m下りの部分で、運転者の方から止まってもらってやっと乗せてもらうことができ、ホッとしたしだいです。帰りは、わたらせ渓谷鉄道水沼駅温泉センターで一風呂浴びて、有名な佐野ラーメン(薄いしょうゆラーメンだった)を食べ、渋滞もなく戸田公園駅に着きました。
(記:N)


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山域/山名 谷川岳 中央稜
日 時 5月28日(土)
ルート 中央稜 4:00起床 4:50発〜一の倉沢出合5:50〜中央稜基部6:50 〜衝立の頭13:00〜13:40 北稜下降〜略奪点16:30 衝立前沢出合20:00
参加者 5名

 今回は、初めての本ちゃんだったので登る前はかなり緊張していた。林道を歩いているときは、「俺登れるかな。なにかアクシデントが起きなければいいけど。」と正直言って不安な気持ちだった。でも、出合に着いて一ノ倉の大岩壁を見た時、不安な気持ちはなぜか吹き飛んでいた。逆に「よし!登るぞ!」と気合が入った。
 出合から雪渓は特に問題なかったが、いやらしかったのがテールリッジ。難しくはないが、落ちたらやばいので慎重に登る。知り合いから「テールリッジは気を付けろ。」と言われたが、その意味がよく分かった。
 中央稜の取付で少し休憩した後、登攀を開始。1P〜4Pはそれほど難しくなかったが、核心部の5P(X−)は厳しかった。ビレイ点まであと少しというところがいやらしく、スタンスが泥で力を入れたら抜けそうで、おまけに高度観もあり、下を見たら目眩がした。
 6P〜9Pは難しくはないが、浮石だらけなので落とさないよう慎重に登って、無事に衝立の頭に到着。終了点からの景色は抜群で、反対側の白毛門などの山々がばっちり見え、滝沢スラブも見事だった。
  終了点から少し下がった所に下降点があり、そこから長い懸垂(北稜を下降)が始まった。この日の為にグローブを買っといたが、正解だった。おかげで随分楽に降りることができた(本谷まであと少しの所でグローブを落とし、買いなおす羽目になってしまったが・・・)。略奪点まではスムーズに行ったが、略奪点から先は雪渓のトラバースに苦労する。おかげで、トラバースが終わった頃には暗くなり、ヘッデンをつけながら沢を下降した。
 結局本谷に着いたのが20:00を過ぎていたが、南稜パーティーはまだテールリッジ辺りにいる。南稜パーティーと合流し、駐車場に着いたのが1:00になっていた。長い1日だった。

 今回の登攀は色々とトラブルはあったが、いい勉強にはなったし、少し自信がついた。また、クライミングの腕、ザイル操作がまだまだなので岩トレに積極的に行き、また本ちゃんに挑戦したい。今回初心者の自分と一緒に登ってくださったみなさんどうもありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

(記:T)


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山域/山名 会津朝日岳
日 時 6月18日(土)〜19日(日)
ルート いわなの里6時15分−9時30分避難小屋9時50分−10時40分頂上11時30分−いわなの里14時40分
参加者 3名

 花と雪を求めて会津の秘峰、会津朝日岳に登る。
 18日夕方4時30分大手町を出発。仕事の都合でこんな出発時刻になった。
只見は思いのほか遠く車のトリップメーターは340Kmを越えた。只見のダムサイトにて短い酒宴後11時30分就寝。 

 19日4時30分起床、5時30分赤倉沢登山口に車で移動。6時15分出発。赤倉沢を渡る。水量が多いので靴を濡らさないように注意して飛び石を伝う。
しばらくはスギの植林帯。大木が数本倒れている。土砂災害か、地震の影響か。登山道に雪はないが沢には雪のブリッジが残っていた。
 7時10分、三吉のミチギ。冷たい水を飲む。ここからジグザグ道が人見の松まで続く。
8時7分2回目の小休止。風がなく蒸し暑い。あたりはシロヤシオ、アカヤシオ、オオカメノキ、コブシが咲き乱れている。アカヤシオ以外は白い花である。
 人見の松から展望が開け浅草岳が正面に見え出す。
8時53分頂上に続く稜線が見えてくると叶の高手のピークに到着。すこし先に胸周り395cmと看板のある大クロベ(ヒノキ科)の木がある。雪の残る頂上稜線を目前にして避難小屋まで下りが続く。
 小さい雪渓を2つ越すとコブシが満開の熊の平。雪渓を一旦離れ9時30分青いトタン屋根の避難小屋の前で20分の中休止。
この先に本日の核心、頂上直下の雪渓の登りがあった。足元にはイワカガミ、スミレなど。叶の高手までは写真を撮りながらの歩行である。今までの疲れが吹き飛ぶ。
 一応ピッケルを持参していたので使おうと言うことになって雪渓中央を登る。ピッケルまで持ってきたのは我々位で他のグループは雪解けの草付きを歩いていた。

 10時40分頂上の南の一角に飛び出す。360度の展望であるが湿度が高くかすみがかかっている。南に平ヶ岳、未丈ヶ岳、その奥にかすかに越後三山が見えた。

 200mほど先に見える三角点のあるピークのほうが低いように感じたがそっちへ移動して記念撮影。
たっぷり休憩して11時30分下山開始。
 下りではアイゼンをつけて一気に雪渓を下る。
あとは往路を戻り14時40分登山口着。

 帰路深沢温泉に立ち寄り、日帰り入浴(500円)した。
六日町でへぎ蕎麦を食べる。雪とたくさんの高山植物に巡り会え充実した1日半であった。

(記:K)

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山域/山名 二子山
日 時 6月25日(土)−26日(日)
ルート ローソク岩−中央稜
参加者 6名
 神田に入会して初めてのリーダーで少し緊張ぎみでした。
 朝出発する時に葛葉川からのIGパーティーが、来ないので心配しながらも出発する。
 三つ峠と違いアプローチが無いので気軽に行く。初めてメンバーなのでローソク岩に行きそこから中央稜の取り付きを説明しました。
 1ピッチ目C+T君がリードする。リードのランナーの取り方を説明する。
 2ピッチ目5.8のフェース状スラブをIHさんがリードする。
 2ピッチ目の登り始めたころIGパーティが、取り付きに到着。前日は、遅くまで沢を登っていたそうです。
 3ピッチ目核心のフレアークラック私が、リードする。出だしノーピンでききの悪そうなハーケンにランニグを取らずカムで取る。核心のクラックまでレイバックで登る。
 核心クラックは、ボルトが連打されているので安心しかぶりぎみのクラックをA0で突破する。(久しぶりで少し怖かった)
 大テラスでIGパーティーの登ってくるのを待つ。
 上部岩壁は、IH、Tの3人のつるべでの上り方を説明し、登って貰いました。
 初めてのわりには、早く登れたので山頂でIGパーティを1時間以上まつはめになりました。
 Hさんは、リードをしないしAさんは手がパンプしてしまいIGくんが、フルトップで大変でした。(お疲れ様)
 二子山でのマルチの練習は、7割ぐらい上手く出来たかなと思いました。
 次回の南稜では、今回の練習をもとにもう一段上を練習したいと思います。

 それと岩の世界は、せまいものです知り合いに合うとはおもいませでした。

 今回の一言よくばり山行は、身に付かず危険です。

(記:I)

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山域/山名 西丹沢 東沢大棚沢
日 時 7月17日(日)
ルート 7月16日(土)小田急線新松田駅22:20集合 西丹沢自然教室駐車場23:00(24:00就寝)
7月17日(日)起床5:00 西丹沢自然教室発5:50 ゴーラ沢出合6:30 林道橋7:55 8m垂直の滝8:50 本棚25m基部9:00  大岩10:40 40m涸滝基部11:30 40m涸滝落口13:10 檜洞丸14:15〜35 つつじ新道経由 ゴーラ沢出合15:45 つつじ新道入口16:30
参加者 3名
天候:曇り時々晴れ

 檜洞丸は、丹沢で最も「ブナの森」が発達した山域とされている。その檜洞丸に突き上げる沢が、「東沢大棚沢」である。
 水量豊かな本棚25mは丹沢の美渓とされているが、残置ハーケンはどれも押せば動くし、滝全体が滑りやすくヌメッていて、失敗が許されない緊張したリードを求められた。
 豪快な40mの涸滝は、高度感といいスタンスの細かさといい沢登りというよりまさしく登攀であったが、濡れた沢靴では本当に処理が難しかった。
 しかし、こうした緊張感も、頂上までの最後の詰めが、もっぱら繁茂する山ぶきの群生を踏み分け、ブナの原生林と一体化する一時間余りのドラマで、十分に満足のいく山行となった。
 なお、今回檜洞丸に10数年ぶりに訪れたが、驚いたことに、前回は「鬱蒼と茂るぶなの中で暗かった檜洞丸の頂上」が、今回は「ぶなの立ち枯れで周辺の山が見通せる明るい」頂上になってしまっていたことである。山行中も、随所に「ぶなの立ち枯れ⇒立ち枯れたエリアからの表土流出⇒流出後のガレへの変質」が目に付いた。新聞紙上で言われている酸性雨の影響を目のあたりにして、10年後にはこの山域はどのようになってしまうのか 本当に心配になった。

(記:A)

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山域/山名 月山
日 時 7月15日〜18日
ルート 弥陀ヶ原−月山−肘折温泉
参加者 5名
16日:月山の頂上はガスの中でしたが、時々きれるガスの合間に花々や広大な景色を見ることができました。3時間の登り、山頂小屋に着いたとたん大雨。

17日:6時20分発。風強く、ガス。雪渓があって少々緊張のなか下山。下山するにつれて、晴れ間もみられ一斉に咲いた高山植物がきれいでした。
 10時間、全員無事歩ききり、肘折温泉で疲れを取ることが出来ました。1時間20分の林道歩きは宿の車の迎えで、省くことが出来た事は何よりでした。

18日:午後無事帰京。

(記:O)

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山域/山名 白馬岳
日 時 7月9日(土)〜10日(日)
ルート 猿倉〜白馬岳〜蓮華温泉
参加者 3名
7月9日(土)
 5:36分、白馬駅にて、同行者を迎える。風吹大池ハイキングチームと蓮華温泉でドッキングという計画だが、一人がダメになり、結局3人で縦走となる。エカッタ!エカッタ!猿倉までタクシー。いつ来ても安曇野の風景と山々の眺めにはホレボレする。猿倉で腹ごしらえをし、6:45分出発。
 よし行くぞ!この時すでに単細胞頭はモンブランモード一色となっていたのだ。インターネットでモンブラン登頂記を数々読み、とにかく休憩しない、コースタイムで歩けなければ、降ろされる、ガイドに引張られる,etc.。何がなんでも登らにゃならん、モンブラン。休憩なしだよ白馬岳ってな調子で、同行者の歩みも省みず、先頭で歩き始めた。
 樹林を抜けて7:30雪渓にとりつく。シラネアオイが群生している。いいね!いいね!アドレナリン全開で調子が良い。雪渓を歩くと、もわっと暖かさを感じるも、ストックを持たない左手が冷たくなってくる。時々腕を振り回して血液を指先に送る。
 休憩なしで歩くんだモードの我、どんどん歩く。ハイキングから縦走転換のSリーダー、今日は付いて行こうモードになっていた由。
 いつも後から追い立てる感じで歩く健脚Fさんが、遅れ始めるも、何たって一番の健脚なのだからと信じて疑わず、ろくに休憩を取らず歩いてしまい、後で後悔する羽目に。
 大雪渓を抜けて、8:30ねぶか平の岩と水が沢登り状態になった道を登り、小雪渓のトラバースに。用心のため、アイゼンをつける。避難小屋を経て、10:25村営頂上宿舎へ。絶好調にて宿舎に辿り着く。杓子岳、白馬鑓が大きい。しかし後続が来ない。と、Sリーダーがザックを抱えて登ってくる。やば〜い!大変!Fさん、体調悪く、宿舎のベンチに倒れこむ。ハイペースと休憩無しが不調に追い討ちをかけたらしい。しばし休んで回復を待つ。携帯で蓮華温泉をキャンセル。迎えのタクシーもキャンセル。
 どうもすみません周りを見ない行動が皆に迷惑をかけることになったのだ。
 Fさん、ようやく、元気を回復。12:03白馬山荘へ。12:15着。途中、お花畑でウルップソウが群生。大雪山縦走でお目にかかったっけ。めずらしい高山植物。
 宿泊手続きを済ませ、山頂へ。途中お花畑がきれい。若い雷鳥に出会う。恐れる風もなく、さかんに砂浴びをしたり、何かをついばんでいる。山頂はガスって、展望が良ければ素晴らしい景観なのにと残念。
白馬山荘は感じが良い小屋。あれダメ、これダメの貼り紙もなく、うるさいオヤジもいない。レストランは広々している。ちょうど小屋開設50周年で、TVクルーが入って、さかんに登山者やレストランでビールを飲む様子、晩御飯の模様など撮影している。ビジュアルゼロの高年登山者の我は、カメラに映らぬ様にする。カメラのほうで避けてはいたが。
 15時位から雨になる。夜、雨、風強し。
7月10日(日)
 天候悪く猿倉に戻る事に。6;05山荘発。雨、風は止み、ガスっているがまあまあ。小雪渓6:45。大雪渓上部7:20。白馬尻小屋8:30。林道を歩いていると、天気が回復し、晴天となる。猿倉9:15。タクシーにて白馬駅9:50。
 大急ぎで、温泉で汗を流し、10:50白馬発→11:55長野駅 長野新幹線12:24→14:16で帰京。

 長時間歩行訓練も、楽しみにしていた蓮華温泉もお預けとあいなったが、白馬岳に登れて良かった。帰京後、数年ぶりの筋肉痛にみまわれる。数日ロボット状態。
 聞けば、Sさんも、Fさんも筋肉痛とか。固い雪渓での下山が原因か。氷河のモンブランではどうなるのやら。

(記:T)

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山域/山名 朝日連峰
日 時 7月28日(木)〜30日(土)
ルート 7/28 日暮沢小屋(600m)6:30〜花抜峰〜古寺山(1500m)〜小朝日岳〜12:30大朝日小屋(1780m) ⇔大朝日岳(1870m) 
7/29 大朝日小屋5:40〜西朝日岳〜竜門山(1690m)〜寒江山〜以東岳(1770m)〜15:00大鳥小屋(950m) 
  [Kさんは、竜門山から〜清太岩山〜日暮沢小屋 ]
7/30 大鳥小屋〜泡滝ダム登山口 
参加者  2名

 台風7号が東北地方を27日に通過し、直後の28日快晴にめぐまれ穏やかな縦走路と多くの高山植物にかこまれた涼しい山行きができた。出発地は朝日鉱泉でなく日暮沢小屋、朝日連峰を南から北へ縦走し、到着地は大鳥池の先の泡滝ダム。小屋はすべて素泊り、水場は要所にあり豊富、ブヨがいると聞いたが実際はトンボの乱舞とチョウが歓迎。Kさんは竜門山から出発点の日暮沢小屋へ下山し、Nはわがままを言って別行動で縦走を続行させてもらった。全体を通じてほぼコースタイム通りの行程だった。

7/27(水): 日暮沢小屋は、長い未舗装道路の奥に、水流が道路を横切る日暮沢のすぐ先にある。冬の深雪を想像させる新しい3階建てに、この日は我々だけだった。泊る人はそれほど多くなく、寂しい暗闇にはローソクが必要かと思った。

7/28(木): 花抜(はなぬき)峰へは、林道と沢沿いの道を少し進み、木の根が張った急な尾根にとりつく。どんどん高度が上がり、いい風も吹き抜ける。急な登りが終わり、古寺鉱泉からの道との合流点で大休止。植物の花はどこにも咲いていないが、道脇には比較的太い広葉樹が立ち並んでいて、自然が豊かな山深い感慨を持った。古寺山の手前には三沢清水の水場がある。小朝日岳からは、大朝日岳の全貌が望め、雪渓のすぐ上を縦走路がなだらかに中岳をまいて見える。この辺りからヨツバシオガマやバイケイソウ等の高山植物が見れるようになった。大朝日小屋手前の銀玉水は冷たくてよい水場だった。小屋から大朝日岳を往復。頂上ではトンボが群れるなか、近くの月山,雪渓が見える飯豊の山並や遠く鳥海・吾妻が見渡せた。小屋には方々から人が集まり、ほぼ満員となった。

7/29(金): 雲が太陽の光をさえぎる薄暗いうちに出発。なだらかな稜線を西朝日岳へ進む。キスゲ・フウロ・チングルマ・イワカガミ等が美しい。行く方向の山々がどんどん近づいてくるが、以東岳はまだ遠い。西朝日岳から竜門山へは草花が美しい散歩道の様子。少しの登りで草木に囲まれた竜門山に到着。ここでKさんはユウフン山・清太岩山から日暮沢小屋へと下るので、別行動となる。Nは寒江山から以東岳へ。100m前後の登り下りが何度も続く。まだ遠いと見上げていた以東岳は、荒れた斜面を少し登ると意外なほど近づいた。頂上直下の以東小屋がマッチ箱のように見え、まもなく上空の雲がせまる頂上に出た。明日にかけて雨の予報だったので、タキタロウ(大鳥)小屋に泊り明日昼にKさんと合流できることを確実にするために、大鳥池へ下ることにした。途中までは特に変化のない笹薮が続いたが、オツボ峰をすぎると華やかなマツムシ草や薄紫色のギボウシの仲間のお花畑が見事に続いていた。

7/30(土): 朝は登山口でのKさんとの待合わせ時間に合わせてゆっくりし、この遠い地に山行きできたことに感謝しつつ下山した。その後カタクリ温泉に入浴し、帰京。当日の天気は東北地方では不安定の様相で、高速道路が栃木県にかかった時には大雨となった。

(記:N)


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山域/山名 韓国 仁寿峰(インスボン)
日 時 8月7日(日)〜12日(金)
ルート 8月9日(火) 11:45白雲山荘(ペグンサンジャン)発 東洋ルート(トンヤンキル)取付12:00 登攀開始12:15 仁寿峰(インスボン)頂上15:35〜16:00 懸垂下降 17:00白雲山荘(ペグンサンジャン)
8月11日(木) 8:45白雲山荘(ペグンサンジャン)発 クローニールート取付9:00 仁寿(インス)Bルートへ コーナークラック上部にて豪雨 登攀継続し仁寿峰(インスボン)頂上10:30〜10:40 懸垂下降11:00 11:15白雲山荘(ペグンサンジャン)
参加者  5名
 8月7日(日)K夫妻、Wさんより一日遅れで仁川(インチョン)国際空港に到着。Kさんの手配により空港出口で韓国の登山家チェ先生の出迎えを受ける。
 先生の道案内で、インスボン直下の山小屋「白雲山荘(ペグンサンジャン)」を目指す。途中、地下鉄の駅「水楡(スイユ)」で早めの夕食を済ませたが、先生は酒がメッポウ強く、これから一時間の登山が控えているのに、ビール・焼酎と立て続けに飲み、その後の小屋までの登り道がなんと苦しかったことか・・・・72歳のチェ先生の登山スピードにとても付いて行く事ができませんでした。

 8月8日(月)午前中雨が降り続き、ソウル市内に登山用品の買い物に行く。

 8月9日(火)朝から雨が降り続いていたが、昼近くに晴れ間が見えだしたので、急遽登攀の準備。プロガイドの金さんリードにより、5人全員が東洋ルート(トンヤンキル)に取付く。このルートは乾いた状態でもグレードが5.10a、5.10bと続く8ピッチのロングルートであり、今日は特に雨で滑りやすく、「ホンチャン初体験のTさんにとって大丈夫かな・・・」と少々心配だったが、問題なく頂上に到着。特に、途中天候が急変し、強風に雨が吹き付ける状態でのクライミングも問題なくこなす安定振りでした。

 8月10日(水)一日中雨 小屋にて待機・・・・イライラが溜まりました。

 8月11日(木)一日中雨 金さんにシャワークライミングを申し入れ、私と二人でならと了解を取り付ける。クローニーキル〜仁寿(インス)Bルートへとつなげる登攀を実施し、一時間半で7ピッチのルートを登りきることが出来た。さすがに、豪雨の中でもクライミングを行なうのは、この日の岩場のどこを見渡しても我われ二人だけでした。

 8月12日(金)雨  今週は月曜から金曜まで連続雨雨雨の連続で、長雨にギブアップ気味であり、小屋が用意してくれた食事に手をつけずに、早々と下山した。

(記:A)

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山域/山名 槍〜西穂高
日 時 7月31日〜8月3日
ルート 上高地→(2H40)横尾→(1H15)槍沢ロッジ→(4H)槍ヶ岳殺生ヒュッテ(泊)→(40‘)槍ヶ岳山荘⇔(1H)槍ヶ岳→(5H10)北穂高岳→(2H20)穂高岳山荘(泊)→(40’)奥穂高岳→(5H)西穂高岳→(2H)西穂山荘(泊)→(ロープウエイ)新穂高温泉→(バス)帰京
参加者  単独


7/31
前夜新宿発のバスは沢渡で低公害車に乗り換え予定通り6時に上高地に着いた。朝食、身支度を整え6:20に出発。いよいよ一人旅が始まると思うとやはり緊張する。最後まで歩き通せることを願うのみである。明神、徳沢と過ぎて8:55に横尾着。目的地の槍沢ロッジには10:25に着いてしまった。いくら何でも早すぎる。体のほうもあまり疲れを感じていないのでもう少し先まで歩くことにする。遠くに槍が見える。穂先はガスに隠れている。今日の天気は薄曇り時々陽が射す程度である。大曲を過ぎたあたりから少しずつガスが出始め次第に濃くなり遠くの景色は望めない。槍を見ながら歩けると期待していただけにチョット残念。一度だけ薄くなったガスの中にドーンと黒々とした槍のシルエットが迫ってきたのを見たときは圧倒された。13:40ポツポツ落ちてきた。瞬く間に本降り雷もついてきた。心臓の鼓動が早くなる。小屋に早く着きたい一心で疲れた足を運ぶ。雷鳴だけで終わったことにほっとする。14:25殺生ヒュッテ着。小屋は空いていた。17時過ぎ雨も止み槍も間近に見ることができた。あしたの天気予報;曇りまたは霧後雷雨。最悪の事も考えなければと思う。とにかく明朝の天気で決めよう。きょうの行動時間;8H05‘。


8/1
 4:00起床。雨は降っていない。出発できる準備をして朝食。5:25出発。ガスはかかっているものの時々切れ間も覗く。槍に登るかどうかは小屋に着いたときのガスのかかり具合で決めようと思いながら歩を進める。幸いにもガスは切れている。さほどの渋滞もなく往復できた。頂上ではブロッケン現象も見られた。クッキリハッキリではないが、笠、双六、常念、など回りの山々が展望できたことに満足。今日の行程が長いので休憩もそこそこにする。中岳、南岳をコースタイムどおりに通過。南岳小屋を過ぎ、大キレット入口の標識もある。一人気合を入れる。鎖やはしごも整備されていて白○ペンキ印をたどり慎重に歩けば大丈夫だよ。という感じである。北穂山荘には12:10着。泊まろうかナとも思ったが20分程コーヒータイムの後出発。13:00ころからガスが出始める。14:00には昨日同様降ってきた。雨と同時にガスも濃くなって白ペンキを確認するのに時間がかかる。北穂を出てからの時間で逆算するとそろそろ涸沢岳の頂上あたりかなと思うが視界がきかない。ゆっくりゆっくり歩を進めガスの中に、黄や青が見えたときはほっとした。14:40小屋着。小屋は大勢の人でにぎわっていた。明日の天気予報;曇りのち雷雨、降水確率AM20%PM70%。これを聞いて行き先を変更するパーティも多いようだった。「明日どうする」という声が飛び交っていた。私は、やっぱり明朝考えようと思った。雨やガスだったら出発時間を遅らせればいいし、停滞してもいい。きょうの行動時間;9H:15。

8/2
  4:00起床。周りはみんな準備をはじめている。4:50朝食。テラスでは御来光をみる人でいっぱい。朝日が昇り始め空がオレンジ色に染まる。昨夜の天気予報とは大違い。やはり下界と山の天気は違うのだ。今日も午前中天気が持ちますようにと願う。5:15出発。5:55奥穂着。10分程休憩して西穂へのみちを進む。白ペンキを探しながら、確認しながらゆっくりゆっくり進む。登山者は私と、男性2人組。見知らぬ人だけど同行している人がいるという事は何か心強さを感じる。馬の背、ジャンダルム、天狗のコル(ここから上高地が見えた)、天狗の頭(ここで少し長め休憩)間の岳(ここが一番の難所と地図にあった)11:55西穂高岳着。ヤッターという思いよりも無事に着いたという思いが強かった。ここから西穂山荘までの2Hはとても長く感じた。13:30山荘着。

 このコースは前から行きたいと思っていたのです。誰か計画しないかなーと待っていたのです。私自身も年齢を重ね体力も下降線をたどる一方になり、今行かないと永遠に行かれないのではという思いいが強くなって計画した次第です。ハイキングでさえ単独で行ったことの無い私が、果たして行けるか否か不安も多かったのは事実です。でも実現できちゃうものですね。単独の良さを堪能した縦走でした。
 
(記:K)


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山域/山名 槍ヶ岳
日 時 7月20日〜22日
ルート 上高地―横尾―槍ヶ岳ー槍平―新穂高
参加者 2名

 西鎌尾根から槍ヶ岳をみたいなぁ〜 ! なんて思っていたら、仲間のA君が同行したいといってきた。大歓迎だよ!! 出発間際になってA君から沢渡近くで土砂崩れが発生していますと連絡を受けた。バスは乗鞍経由で上高地に通じているとのこと、まずは一安心した。そして出発直前には梅雨も明けた。

20日(晴)  入山―上高地―横尾 
 バスは乗鞍経由のため1時間ほど遅れて上高地に着いた。
上高地が初めてのA君は大感激 ! ! 盛んにカメラのシャッターを切っている。
 徳沢を過ぎ横尾が近くなると盛んに槍沢まで行くのですか? 問いかけてくる。”どうして”と問うと時間が…たしか横尾に着いてみると午後4時30分を過ぎていたのでA君の希望により横尾泊まりに決定。横尾山荘にはお風呂があった。ジェットバス付で広い、A君すっかり気に入って二度も風呂に入った。

  タイム  上高地Pm1:30   横尾Pm4:45

21日(晴) 横尾―槍沢ヒュッテー槍ヶ岳山荘―頂上(往復)
 朝日に映える前穂高岳に感激し、槍ヶ岳が見えたといって感激していたA君、槍沢ヒュッテを過ぎるころから、ちょっとペースがおかしくなってきた。今年は雪が多いのか、通称大曲付近はから雪渓…そんな雪渓を楽しみながら登っていると、A君も元気になった。この調子だと双六小屋までなんて楽観的希望が…雪渓から急な登りなると、A君のピッチがまた落ちた。彼のペースで、こまめに休憩を取りながら登ることにする。坊主岩の小屋跡から見た槍ヶ岳には大抵の人は感激する。だが彼はそっけない、高山植物もたくさん咲いているよと言っても生返事。でも写真を撮る元気はあるのでまずはひと安心。
 殺生小屋への分岐を過ぎると彼はもっとスローになったが午後2時過ぎには槍ヶ岳山荘に着いた。彼が休んでいる間に穂先まで登って来ようと頂上へ…頂上へ行く途中、何人かとすれ違ったが頂上には誰もいなかった。しばらく眺望を…寝っこがって青空を見ていると吸い込まれてゆきそう。そしていつの間にか吸い込まれて…急に頭の上が騒がしくなってきた。ふと見上げると、そこにA君がいた。A君いわく”降りてこないので心配しました”とすっかり元気になった彼にあの山は、常念岳、あれが前穂高岳、この社の後ろの急峻な尾根が北鎌尾根と得意なって説明する。うなずきながら携帯を取り出し奥方に電話を…その姿は先ほどまでの苦しそうな顔ではなく満足している顔だった。
 
割り当てられた寝床は異様な臭いがする。この臭いはなんだろう気分が悪くなる。食事も手の込んだ料理だが味がない。生ビールもなぜか美味くない。だけど出された食事は綺麗に食した。
 ※労山の会員証を提示すると¥600割り引いてくれました。

  タイム 横尾山荘Am6:10 槍沢ヒユッテAm7:40-50
  大曲Am8:50-10 槍ヶ岳山荘Pm2:10

22日(晴) 槍ヶ岳山荘―槍平−新穂高―帰宅
 ご来光を写真に撮るといって早起きをしたA君、満足の好く写真がとれたらしい。もうすっかり元気だ。今日は飛騨乗越から、槍平まで一気に1000bも下る。
  最後の水場といわれる所を過ぎてまもなく脚の痛みを訴えてきた。いろいろ話を聞いて、”ちょっとやばいなぁ”と思いながら”ひざ”をテーピングする。その結果、痛みは和らいだらしい。さらに槍平からは平坦になるからと軽く言ったが、平坦の道になったのは白出沢の出合を過ぎて林道になってからだった。

 槍平小屋では長めの休憩を取り少しでも体を休めるのかと思っていたら、小屋の中を物色?そしてラーメンを注文しているではないか。外では、小屋の従業員は盛んに布団を屋根に干している。ラーメンをすすりながら”布団干しは意外と重労働ですね〜。今頃槍ヶ岳山荘でもきっと布団を干していますね。”なんて、以外に脚の苦痛が気にならないらしく元気なので一安心。“これから平坦な道になるよ”なんて言っておきながら舌も乾かないうちに南沢への急な降りになると、後ろから恨み節が聞こえたような気がした。南沢を渡ると岩畳のような道に、歩きやすい道ですねとしっかりした足取りで付いてくる。足の痛みはテーピングのおかげで痛みは最小限に食い止めたらしい、油断せず休憩を小まめにとることにする。滝谷、白出沢の谷を渡ると道は林道になった。
 A君の脚の痛みもほとんどなくり内心ほっとしたが、今度は自分の足に豆ができたらしい。いままで豆なんかできたことのない俺に豆が、やがて新穂高のロープウエィの駅が見えてきた。沢渡の土砂崩れで当てにしていたバスは運休、高速バスは中津川経由…平湯温泉で山の汗を流しながら考える。その結果、上高地へ一旦行き、上高地から乗鞍経由で島々へ、同夜帰宅。

  タイム 槍ヶ岳山荘am6:10 槍平am9:00-9:30  新穂高Pm1:20

(記:H)


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山域/山名 空木岳
日 時 7月28日〜30日
ルート 池山尾根〜空木岳〜檜尾岳〜極楽平〜宝剣岳〜極楽平〜千畳敷
参加者 3名

7月28日(木)
 21:30分新宿駅西口に集合。ミッドナイト1時、菅ノ台駐車場着。山歴豊富なSリーダー、いつでも、どこでも幕営できる場所が頭に入っているらしい。ちょっと先の駐車場入口前芝生に誘導。仮眠。

7月29日(金)
 起床3:30。テント撤収。4時タクシーにて池山登山口へ。ついでに林道を探しあぐねている中高年夫婦の車を先導。狭いガタガタ道を走る。茶っぽい動物がライトの前を横切る。すわ!テンか?残念にゃんこでした。早朝の林道走りは野生動物との遭遇が楽しい。今度は本当にテンがいたようです。見られませんでした。登山口4:30。朝食をとって、白馬の失敗から、Sリーダーが先導で、出発。
 5:30水が豊富に溢れる池山小屋水場着。こんな水場はもっと先にあったらいいのにね。ヤナギランが咲いている。これは植栽したらしい。
 マセナギ6:00、大地獄、小地獄を通過。登山路に入ってまもなく、帽子と地図をひろう。困っているだろう、どこかで会えたらと、ザックのサイドに挟む。下山の男性に会って、落し物をしていないか聞くと、途中で落し物があったら拾って、車のあたりに置いてと頼まれた由。ところが、今度は挟んでおいた帽子がない。落としたらしい。不運な帽子だが、どこかにあるだろう。途中、名残のシャクナゲがきれい。得した気分。
 空木避難小屋への沢道はコバイケイソウなど、お花の花盛り。小屋着8:50。きれいな小屋だ。休憩後、山頂へ。駒峯ヒュッテを右手に登れば空木岳10:00。
 ところがFさん、体調が不良に。山頂は展望もなく、風が寒いが、ウェアを着込んでしばし休む。檜尾避難小屋までの歩きをあきらめ、木曽殿小屋泊に変更。10:30下りにかかる。
 下りは岩場の連続で、岩のクライムダウンとなる。事前に行ったばかりの旭山動物園のオランウータンが思い出される。空中散歩でチロリアンのロープを、子供はしっかりお腹にしがみつかせ、3点確保で渡っていた。係員の説明では、決して危ない動作はしないとの事。オランちゃんをお手本に慎重に。
 木曽殿小屋11:30着。要予約だが、体調不良を理由に素泊まりで宿泊できることに。小屋の奥さんがさかんに天候を気にし、外部と連絡しあっている。午後3時ごろ、天候が回復。すると、東邦航空の吹き上げが掲げられ、ヘリで空輸が始まった。おでんのダンボールや野菜、飲物など何回も運ばれる。暇人我々は見学。ヘリの荷物を引っ掛けているフックは操縦席からの操作で外れる。さて、引っ掛ける時はどうするのか?最後に小屋の廃棄物を網でくるんで、フックを引っ掛けるのはご主人、ホーバーリングするヘリの下で、無事フックを引っ掛け、荷は下界へ。手馴れたものである。小屋の倉庫や、乾燥場まで荷物がいっぱい。これで無事、登山者を迎えられる。
 この小屋はとにかく登山者が押しかける。池山からも木曽駒からも続々くる。夕食時にも木曽駒方面からヨレヨレの男性5,6名が到着。座り込んで動けない。遭難一歩手前といった風情。リーダーに随分遅いですねと問えば、歩くのが遅いんだよと言う。実力以上の山行をさせたのではと思う。おまけに夜中、その中の中学生位の男の子が「頭が痛いよう」と具合が悪く、大変。まわりも眠れない。

7月30日(土)
 小屋発4:50。ガスっているが、雨、風おさまり、アップダウンの厳しいといわれる稜線歩きに踏み出す。 東川岳5時。熊沢6時20分。檜尾岳8時。濁沢大峰9時20分。途中、何度も空木岳を振り返るが山頂はガスの中。結局一度も顔を見なかった。左手に三の沢岳が聳える。花畑がきれいで撮影に登るらしい。
 
さて、縦走路はお花がいっぱい。コマウスユキソウが真っ盛り。島田娘10:30を過ぎて、右手岩場に猿を発見。1匹いれば沢山いるはずと探せば、いました。お猿さん達。母子連れが三々五々、連れ立って、ハイマツの実などついばんでいる。若い子猿達が駆け回って遊ぶ。ボスザルらしい大きいのは毛づくろい。岩場では「見ざる、聞かざる、言わざる」よろしく、3匹が仲良く並んで日向ぼっこ。いやぁ!猿の楽園だ!自然のサル山だ!しばし、とどまって見ていたかったが、別れを告げて、出発。
 まもなくやたら人がいると思ったら、極楽平だ。10:40着。荷物を置いて、宝剣岳へ。山頂11:10。千畳敷12:10。観光客で溢れている。30分ほどの待ち時間で、ロープウェイで下山。バスで菅ノ台へ。こまくさの湯で晴れ渡った宝剣岳をながめ帰京の途についた。


(記:T)


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山域/山名 日光・緑沢
日 時 7月31日(日)
ルート 赤沼駐車場5:30バスで出発小田代ヶ原〜弓張峠〜外山沢川の入口5:45〜二股7:35〜25M大滝8:01〜40M大滝上8:35〜稜線10:36〜湯元スキー場11:40〜湯元バス停12:40〜バスで赤沼P
参加者  2名


 
前夜に品川駅に集合し東北道で宇都宮ICから日光有料道路にはいる。そのころから土砂降りの雷雨で、運転していて闇夜が明るくなるくらいの雷で怖いくらいでした。中禅寺湖方面に向かい、いろは坂を登り赤沼駐車場で仮眠。
 朝起きてみると曇り空でしたが、行く事にしました。ハイブリッドバスで弓張峠まで行く、バスの運転手さんも知っていてちょうど良い場所で下ろしてくれました。
 林道を15分ほど歩き橋の所から外山沢に入る少しさきで先行パーティーを見つける。
 二股を探すのに何個所か二股があり苦労する。Sさんが、2万5千の地図とコンパスで探す。二股に着くと先行パーティーが、いるのを見つける。
 少し歩くと25Mの大滝下で先行パーティーが遅いので抜き、左のルンゼから高巻く後を追うようについて来る。巻くとすぐに20M大滝。ロープ出すかと言うと面倒くさいから要らないよと言われ何も付けずに右側から登ると5M位登った所で4級くらいの場所で動けなくなる。
 ホールドが無く1センチくらいのスタンスにごまかして立ちこみ越えるSさんには、お助け紐を出し登ってもらう。その上は、綺麗なナメ床となる。
 しばらくナメを行くと40Mの緑滝に出会う。ロープを出すかまようが、お互いアイコンタクトで登り始める。前日の雨のせいか水をかぶりながら滝登りになる。夏なのに水がとても冷たかった。後を見ると抜いた先行パーティーは、見えなく成っていました。
 その後の小滝は、全て直登し前日の雨のおかげで最後の滝まで水が流れていました。最後までヤブコギも無く稜線にでて湯元に下山しました。
 夜行日帰りで行けるとても綺麗な沢でした。ただし普通の人は、ロープを出した方が良いと思います。

(記:I)


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山域/山名 八甲田
日 時 8月12日(金)
ルート 酸ヶ湯9:10―10:30仙人岱―11:20大岳―12:10井戸岳―12:30赤倉岳―13:00宮様分岐-田茂萢-宮様分岐―13:50ロープウェー乗り場
参加者  2名

 初めて青森に旅行するので、それなら是非と八甲田に行くことにした。

当初の計画ではロープウェーで登って酸ヶ湯に降りるコースを考えていたが、思ったより早く酸ヶ湯に着いたため酸ヶ湯から登って酸ヶ湯に降りるコースで出発。

地獄湯ノ沢までは木も鬱蒼としていてなかなか暑い。でもここでは少し展望があり、櫛ヶ峰、駒ヶ峰など南八甲田を望むことができた。

9:50仙人岱の水場。綺麗な水が沸いている。水も冷たくておいしい。下から水を運んできたのがバカみたい。折角なのでペットボトルの水を空けて水を汲む。

仙人岱〜大岳のあたりはいろいろ花も咲いていて、チングルマの花の終わった後などもたくさんあった。ヨツバヒヨドリやコバイケイソウ、キンポウゲ、オガマなどが咲いている。雪渓が残っているところもあり、周りの眺望はなくとも楽しい山歩き。途中で高山植物の調査をしている人に出会う。白くて真中が黄緑色の花がたくさん咲いていたんだけど名前がわからなかったのでそれを聞けばよかた。ウメバチソウかなあ。

しばらく行くと急登に。大岳はもうすぐ。ただし展望はまったく望めそうに無い。振りかえっても仰ぎ見ても雲。ごくたまの雲の切れ間からちらほら山頂が見える。霧よりはましかな。

途中パラッとするものの、雨にはならずなんとか登頂。これまで3、4人にしか会わなかったのに、頂上には意外に大勢。写真を取ろうと1時間粘っている、という人もいる。ここでおにぎりを半分たべて大休止。しばらく待っていたけどまったく展望がないまま大岳を後にする。

大岳を出てしばらくすると雲の切れ間に出会い、井戸岳、赤倉岳が綺麗に見えた。ダッシュで登れば井戸岳から眺望があるのでは!と急ぐが、雲の方が早く、井戸岳山頂からはやはり何も見えなかった。単独のおじさんに「大岳までどのくらい?」と聞かれたので地図に載っていたコースタイムを教えてあげる。

宮様分岐で残りのおにぎりを食べる。田茂萢に行くかどうするか悩むが、折角だからと行くことにする。折角だからと来た田茂萢のあたりはお花はもう終わっていて残念だった。田茂萢をぐるっと回って帰ろうとすると、さっきコースタイムを教えてあげたおじさんにあう。大岳に行こうとしたけど、雨が降ってきたから止めた、と雨具を着込んでいた。

おじさんと別れたら雨が降ってきた。ザックカバーを忘れた上に雨具が一人分しかなかったのと、すぐに止みそうだったのでツェルトを頭から被ってしばらく進む。宮様分岐から上毛無方面に向かうがさっきより明らかに強い雨が降ってきた。

向かう先にも雲が多そう。毛無岱に行くのを楽しみにしていたのだけど、雨具もなく、足の痛い同行者もいるのであきらめてロープウェーで下山することにする。

(記:N)


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山域/山名 爺ヶ岳〜七倉岳縦走
日 時 8月3 日〜8 月7日
ルート 新宿発22 時30 分 夜行バス〜扇沢着 5 時
8/4 扇沢6 時〜種池山荘10時〜爺ヶ岳(往復)〜新越山荘 14時
8/5 新越山荘6:00〜赤沢岳8:00〜針ノ木岳11:50〜針ノ木小屋13:15
8/6 針ノ木小屋6:00〜蓮華岳7:00〜北葛岳9:35〜七倉岳〜船窪小屋13:00
8/7 船窪小屋6:00〜七倉9:00 七倉温泉で入浴 タクシーで信濃大町へ
参加者 3名
8 月3日(水)
 新宿より夜行バスで出発する。今回、このコースを選んだのは昨年七倉〜船窪〜烏帽子と縦走し、是非、まだ歩いていない針ノ木〜船窪間を行ってみたいと思ったからである。夜行バスは、ほぼ満席で、窮屈な姿勢のまま眠りにつく。それにしても、クーラーの利きすぎで何と寒いこと!セーターを持参すれば良かったと思った。

8月4日(木)
 扇沢で朝食をとり、柏原新道口へ向かう。曇ってはいたが、少し歩くと汗が大量に流れる。とにかく暑かったが、上に行くに従い心地良い風が吹き、救われる思いである。
 種池山荘が見えてくると、夜行バスの疲れもあり足もバテバテでつりそうになる。一面のコバイケイソウの群落に励まされながら何とか山荘に到着する。元気なOさんは、はりきって爺ヶ岳を往復する。私とSさんは以前も行った事があるし、「行ってもガスっていて何も見えないよね!」と自分を慰めながら、身体を休める。コバイケイソウが風で揺れたり、時々、ガスで見え隠れしたり、幻想的な風景を見せてくれた。休んでいると時間のたつのも早く、Oさんも、ほどなく戻ってくる。新越山荘までは、展望も良かったので気分良く歩く事が出来、足の調子も戻ってきた。感謝!
 新越山荘では3名なのに個室にしてくれて十分、睡眠出来た。

8月5日(金)
 天気は晴れたり、曇ったり、今日の行程は5時間半なのでお花畑で写真を撮ったり、赤沢岳、スバリ岳、針ノ木岳で30分ずつ休憩したり、のんびり山行である。
 赤沢岳を過ぎた頃、稜線上に猿の親子が出現!何やら木の実を取って食べていた。じっと私達が通るのを見ていたが、襲われると怖いので、私は目を会わさないようにし、足早に通り過ぎた。針ノ木岳が近くなると、コマクサもちらほらと見えてきた。雷鳥の親子とも出会い、何度見ても可愛いなと思う。針ノ木岳でコーヒ―タイム、ガスっていて展望が利かなかったが時折見える山々を見ながら飲んだコーヒーのおいしかったこと!  針ノ木小屋は混んでいた。

8月6日(土)
 今日も晴れたり、曇ったりである。蓮華岳はコマクサが一面に咲いていて見事である。白いコマクサもあったと行って来た人から聞いていたが、なるほど確かに2箇所にあった。突然変異のようである。ここから船窪の方に向かう人は少ないだろうと思ったが、予想に反して平均年齢65歳以上と思われるガイド山行グループや、男二人連れ、単独の中高年の人など結構多かった。蓮華岳の下りや北葛岳は岩場やガレ場の連続で緊張しながら歩いた。きびしいとは聞いていたが確かにきついコ―スであった。七倉岳に着いて一安心。小屋も近いので焼酎で乾杯しようと提案したがSさんやOさんに、「とんでもない!小屋に着くまではダメ!」と、止められた。残念…。
 10時間も早かったのでテント場の下の水場に行き、水を補給して小屋に行く事にした。(小屋では1リットル200円) テント場からも結構下り、不安になったOさんは「こんなに下るんだったら小屋で買おうよ!」と言うが私は大変な場所にある水場に行ってみたかった。きついハシゴを降りるとガレ場になっており、こんな所から水が…と思う所から出ていた。小屋の水が高いのも頷ける。
 冷たくておいしい水だった。船窪小屋も混んでいた。ここの食事は最高においしく、幸せな気持ちになる。

8月7 日(日)
 晴れ、朝、槍ヶ岳も、きれいに見えた。ひたすら七倉に向かって降りる。去年よくこんなきつい所を登ってきたもんだと思いながら足を進める。予定より早く3 時間位で七倉温泉に到着する。すぐに温泉に入るがここは熱いお湯なのに前に入った女性の人が水を入れすぎて何と出るに出られない程ぬるいトホホ。 まあ、さっぱりしたんだからいいか…!
 
(記:T)

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山域/山名 穂高岳・滝谷
日 時 8 月19 日(金)-20 日(土)
ルート 滝谷ドーム中央稜
参加者 5名
19 日(金)
 朝、4 時起床、夜の雨は既に止み曇りがちながらも時折青空が覗く空模様。一昨日の晩は3 時間睡眠で寝不足、昨晩も結局3 時間ほどしか寝ていない。今日は登攀具を担いで上高地から北穂高岳までの標高差1600m の登り、途中バテるかもなぁと若干不安気味。
 5 時までには朝食を済ませ、装備を確認してからタクシーに乗り上高地へ向かう。上高地で水を汲み、準備体操をして6 時に出発。今日は北穂高小屋まで登り小屋に宿泊する予定。当初の計画は天候が良ければ横尾本谷橋から本谷左股を詰めてA 沢のコルでキレット縦走路に出て北穂高岳に向かう予定。こちらのルートは途中雪渓があり、北穂滝とキレット下部の広大なカール地形の景色が楽しめる簡単なバリエーションルートだが、今日も天気が不安定で午後雨が予想されるため涸沢経由の一般登山道のルートをとることにした。
 本谷橋を過ぎてから雨が降り出し、それ以降降ったり止んだりの状況が続く。時折雨が強くなり、上部は朝からずっと厚い雲に覆われたまま。昨日の天気予報では明日明後日は今日より天気が不安定になるとの予報。このままでは岩が乾かずに登れない確率が高いのでは、と思いKリーダーに「登れない確率が高いなら早めに判断しませんか」と尋ねると、「明日午前中は天気が良くなります、大丈夫です」と自信のある回答。雨が人一倍嫌いな自分ならとっとと止めて帰ってしまうところだが、経験の豊かなKリーダーのことだから何か考えがあるのだろう、と思いつつもやはり雨の日は気が滅入る。
 時折降りしきる雨の中、午後3 時に北穂高岳頂上直下にある北穂高小屋に到着。2日間3 時間睡眠で寝不足の状態だったが、今日は上高地から北穂高小屋まで9 時間、終始ゆっくりしたペースで登ってきたので殆ど疲れを感じず内心ほっとした。北穂高小屋は頂上直下にある小屋で、収容人数は40-50 名程の小さな小屋。働いている人は若い人ばかりで5−6 名いたが、みな丁寧、気さくで居心地のいい山小屋だ。夜遅くなると雲も少しずつ晴れてきて星も覗くようになった。
 東の方向には蝶ヶ岳や常念岳の稜線も黒く浮かび上がっている。小屋からはiMode が受信可能で天気を確認したら明日午前の天気予報が少し良くなっている。Kさんの言うとおり明日の登攀は大丈夫そうだ。夕食後、Wさんが担ぎ上げた焼酎を飲みながら明日の登攀ルートの確認をし、夜8時過ぎに床に付いた。
20 日(土)
 朝4 時に起床、朝食を済ませ、滝谷登攀の届出をTさんが提出してから5 時に出発。周辺はガスっていて展望はまったくなく朝露で足元が湿っているが、朝焼けが薄く見えるので雲に覆われているわけではないようだ。一般縦走路を奥穂高方面に20 分ほど向かう。南稜を過ぎ、ドームを涸沢側に巻くと鎖場。鎖場を下ったところで小さなコルに出たところが取り付きへの下降路。浮石が多く、落石の音が何度かC 沢上部のガリーに反響しながら落ちていく。C 沢上部のガレたガリーの右手の踏み跡に従って150m ほど下るが、岩場になったところで踏み跡が消えている。
 この先は急な岩場になっていて、クライムダウンすれば降りれないことはないが、下はガスっていて正しいルートなのか判断が付かない。ここが一番迷いやすいところで、周辺には2-3 方向に別の薄い踏み跡のようなものもある。コルからすぐ下に稜線方向に右にトラバースする踏み跡がありTさんが偵察に行く。
 顕著な踏み跡があり、ハーケンや支点もあったので行ってみるが、どうも様子が違う。第3 尾根のルート上に出てしまっているらしい(あとで第三尾根T1 と確認)。再度踏み跡が無くなっている所に戻り検討。トポとルートを再確認し、先ほどの急な岩場をクライムダウンするのがルートだろうと判断。自分が先に下りていくと15m 下に踏み跡のあるバンドを発見。バンドに下り、上から見て右手に200m ほどトラバース、岩稜につき当ったところでわずかな踏み跡を50m ほど下に降りる。Aさんが岩稜を左から巻き込むように越え、壁にステンレス製ボルト2 本で出来た安定した懸垂下降点を発見。懸垂下降は25m 程。60m ロープなら1 本で大丈夫だが、50mロープならダブルで使用したほうが安全だ。懸垂下降したところから、上から見て右手に150m ほど踏み跡をトラバース気味に登ると、岩稜左奥手に顕著な顕著な凹角ルートが現れる。そこがドーム中央稜の取付点で、側面に3 本の錆びたハーケンが打ち込まれている。取り付きに7 時過ぎに到着。早速登攀の準備をする。その間に男女2名のパーティーが追いついてきた。

1P 目: 40m IV (凹角‐チムニー)
 今回はA・Iのつるべ組、Kリーダー・W・Tの3 人組の2 パーティーに分かれ、つるべ組みが先行して登る予定。毎回最初の1P 目は緊張と恐怖感があるが、今日はガスっていて最初の1 ピッチ目をルート判断しながら登る自信と意欲がわいてこない。ここは素直に自信がありませんと告げ、Kリーダに先行をお願いした。
 Kリーダーがまず1P 目をリード、下部の凹角を順調に上り、上部のチムニーに差し掛かったところでロープの動きが止まる。ガスっていて上部でどうなっているのか見えづらいが、チムニーのチョックストーンは内側からは通り抜けにくく、またチムニー内部が濡れていてスタンスがかなり悪いらしい。濡れた左手外側の壁を越え、チョックストーン上部で1P 目終了。フォローはW、Tの順で登っていく。そのあと、Iのリードでつるべ組が登る。上部のチムニーは乾いていれば処理が面白いところだが、今日は滴るほど濡れていてA0 を使わないとまず抜けることが出来ない。

2P 目: 40m V (リッジ、カンテ)
 次のピッチは易しいリッジを越え、斜度の強いカンテを登るルート。3 人組が引き続き先行し、Kリーダーがリード。10m ほどのリッジを越えたところで一度広いテラスがあり、そこから核心のカンテ。Kリーダーがカンテのやや右手を直登するが、1ピン目をかけたところで先にピンが無く行き詰る。下の広いテラスに一度クライムダウン。一度ピッチを切り、3 人組、つるべ組共にテラスまで登りルートを検討する。カンテの左側に下向きのクラックがやや左上気味に走っていて、このカンテで一番の弱点のようだ。つるべ組みが先行することになり、Iがリード。緊張するが、ここはしっかり登らないと、と気合が入る。
 クラック左のスラブは足場が乏しいがスメアを中心に下向きのクラックをバランスよく使いながら登る。最後抜けるところで頭半分程度の大きさのホールドが抜けかけ、一瞬ドキリ。カンテを登り切るとリッジのテラスになっていてここが2P 目の本来の終了点(特にハーケンなどで連打されてはいない)。ロープがまだ充分残っているので、3P 目、ロープぎりぎりまでピッチを伸ばし、実質3P 目も繋げて終了。

3P 目: 40m I (リッジ)

4P 目: 35m IV (凹角‐チムニー)
 3P 目をリッジ沿いに詰めると垂直のカンテが現れる。カンテの左手は凹角になっていてその左手は傾斜の強いスラブで細いクラックが走っている。ハーケンも1本打ってあり、一瞬こちらがルートのように思えるが、明らかにIV ルートでは無く、ルートを追っても支点らしきものが見当たらない。右手にやや15m 程トラバースすると2 本のハーケンで支点らしきものがある。ここが4P 目の取付(しかしここからはルートが見えない)。ここから右手の凹角を5m ほど登るとまた小さなテラスがあり、ここからはやや左上する上部に小ハングのチムニーを持つ顕著なクラック・ルートが見える。4P 目は本来ルートが2 本あり、こちらが本来のIV 級ノーマル左ルート。小さなテラスから少し右手のフェイスにもハーケンが上に伸びており、上部はクラックになっている。こちらはIV+級の右ルートだ。ここは取り付きが判り難いのでKリーダー3人組を待つことにする。そうしているうちに男女2 名のパーティーが3P 目を終え、4P 目のルートを探しているのでルートを教える。
 ようやく2P 目終了点に3 人組が到着。3P 目を終えてこちらに移ってくるのにまだ10分ほど掛かりそうなので男女2 名のパーティーに先に行ってもらうことにした。4P 目はAさんがリード、クラックはまっすぐ左上しているが足ホールドの関係上、左手のスラブをうまく使いながら左右にトラバース気味に登る。そのため、ピンの掛け方ではロープが大きく屈曲するので配慮が必要だ。ルート的にはクラック、スラブ、チムニーを短いながらも楽しめる。

5P 目: 35m IV (凹角‐小ハング)
 最後のルートは快適な凹角を登り、小ハングを乗り越すルート。小ハングのところにはハーケンが連打されているが、古くて動くものもあるのでよく確認したほうが良い。乗り越したところが終了で、ちょうど雷鳥が周辺を歩き回っていた。終了点からは目の前にドーム頂上が見え、やや左手に巻く形のリッジを50mほど辿れば頂上に出れる。つるべ組、11:00 登攀終了。
 3人組の方は4P 目、5P 目をTさんがリード、11:36 にドーム頂上到着、登攀終了。

(記:I)

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山域/山名 槍ヶ岳
日 時 8月20日〜22日
ルート 上高地―横尾―横尾本谷右俣―大喰岳―槍ヶ岳―槍沢―横尾―上高地
参加者 5名
 山に登り始めて8年目にして、初のテント泊、初の2泊3日行程。厳選に厳選を重ねたつもりの75Lザックは荷物でパンパンになり、よろけながらもなんとか出発。

 一般道を外れて進み始めた横尾本谷右俣ルートは、沢・ガレ場・草付きを選んで上るルートで、始めは沢を進んでいたが、前日まで降っていた雨の影響で沢の水かさが増していたため、ガレ場を通ることにした。ガレ場にも途中2mを超えるような大岩があり、自力で登れず同行していたUさんを踏み台にさせて頂いた(この時は、楽しい登山には岩登りの技術も必要だと感じました)。
 15時頃から雷が鳴り出したがすぐに止み、16時頃には宿泊予定地である氷河高原下でテントを張った。あとはもう、ゆっくりくつろぎタイム。今回は朝・夕の炊事を分担していたので、BIGカツ丼や、料亭の朝の様な和定食が味わえて、キャンプの楽しさの一つを実感できた。
 夕方から朝にかけては天候が崩れ、テントの中にまで水たまりができるほどの土砂降りとなり、ザックが浸水してしまった。(着替え等にビニールをかけていなかったので、水分を含んで無駄に重くなったザックを背負う羽目に。学習しました)

 
 2日目は、雨こそ降っていなかったものの、視界は濃い霧に包まれていた。雪渓を越え、草付きを越えて稜線に出た。本来ならばここから雄大な槍ヶ岳が見えるというが、360度白いキャンバスに想像力が付いてこない。大喰岳に至るルートは大きな岩がゴロゴロとしたガレ場が続き、変化があっておもしろいルートだ。一気に槍ヶ岳山荘へと進み、荷物を下ろして槍ヶ岳へ。あまりの急斜面に鼓動が速まる。人出が多く大渋滞だったため、山頂に一歩足を掛けたところで一枚写真を撮り下山。
 槍ヶ岳山荘で温まってから、槍沢のテント場まで下って2泊目の夜を過ごした。テント場の使用料金の支払いとビール購入のために有志が2人槍沢ロッジに向かったが、なかなか帰ってこない。翌日下山しながら槍沢ロッジの場所を確認したが、片道20分掛かるくらい遠かった。これは辛い!!

 
 3日目に経由した槍沢ロッジに、天狗原から見た槍ヶ岳の写真が貼ってあり、思わず目が釘付けになった。キレイ・・・。また絶対チャレンジしたい!!下山後は、お楽しみの温泉タイム。タクシーのおじちゃんに、沢渡温泉の中にあるホテル杣乃家という穴場を教えてもらった(露天岩風呂あり。雰囲気も良く、安いし、空いていてとてもお勧めです)。

 今回は景色を楽しむ事ができませんでしたが、ルートは変化に富んでいたし、賑やかなテント泊が印象強く、とても楽しかったです。

(記:M)

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山域/山名 奥武蔵 武川岳
日 時 9月19日
ルート 西武池袋(8:06)〜あしがくぼ(9:35)〜二子山(11:30)〜焼山(12:15)〜武川岳〜名栗健康プラザ〜大蔵山を経て正丸駅(17:30)
参加者 4名

 西武池袋駅8:06発の急行三峰口行きにてあしがくぼ駅下車。
 思ったよりもハイカーの姿は少ない。今年3月にこのコースを逆から歩いたことを思い出します。天気もまあまあで、紅葉にはまだ早いけれど初秋の心地よさを十分に感じながら歩きました。
 アップダウンを繰り返しながら武川岳の頂上を踏みました。出発が遅かったので伊豆ヶ岳へは時間の関係でカットすることになりました。
 さて、ここからが今回のコースで問題でした。過去にSさんが何回か道に迷ったことがあるとか、そこで慎重に武川岳から名栗健康プラザに向かって下山していたのですが、途中で道を見失い登山道でないところを降りる羽目に。
 そして下りたところから次の道を見つけるのに右往左往すること20分、地図に4つの頭を寄せ合って磁石を出して現在地を確認し、見難い位置に方向を示す看板を見つけ一安心。やっと健康プラザに着いたもののここから大蔵山への登山口を見つけるのもちょっと大変でした。地図にも『迷』とあったのですが本当に迷った初秋ハイキングでした。

(記:K)


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山域/山名 北岳バットレス4尾根
日 時 9月10日〜11日
ルート

10日  11:55広河原 13:35白根御池小屋
11日  4:00白根御池小屋 6:00Bガリー大滝登攀開始
    8:00四尾根登攀開始 9:45登攀終了 10:20北岳稜線 13:45広河原

参加者 2名

久しぶりの登攀は快晴に恵まれ、3000m峰での岩登りを楽しんだ。

一日目は小屋までである。時間はたっぷりあるので途中で買い物をしていたらバスの時間を間違っていたのか駐車場からバス停まで走る事となった。途中、Uさんが忘れ物を取りに行った為、先に行ってバスを待たせておこうとUさんの荷物を両手に持ち坂道を必死に登って行った。その横を車が追い越して行く。助手席で誰かが手を振っている。見覚えのあるザック。「まさか?」どうやら駐車場にいた係りの方に送ってもらったらしい。「えっーそんなぁ」。まぁー山行の始まりだし、ここのところは一応笑顔…。
 
バスに乗って広河原から11時55分に歩き出す。天気は曇り。いずれにしても小屋までなのでゆっくり行こうと言う事になったが油断は出来ない。案の定、コースタイムよりかなり早く、13時半過ぎには小屋についてしまった。夜になっても小屋内は縦走パーティーのみで、登攀パーティーはテント2組だけそうなのでまずは安心した。前にピラミッドフェースから四尾根に入り垂壁の前で2時間近く待った記憶があるからである。

 二日目3時起床、満天の星。4時に歩き出す。やばい、大樺沢二股への道が一瞬見つけ出せずまさか小屋のテンバで迷って敗退?冷静に探し出し二股へ歩き出す。ちょっとほっとする。しばらくすると二股となりここに不要な荷物をデポする。再度登山道に戻り、30分くらいでバットレス沢出合い。そこから登山道より分かれbガリー大滝取り付きへと登っていく。

 bガリーを登攀開始。まずUさんの準備の速さに驚く。時間を記入していたため出遅れてしまった。でも、「『記録を取って』と言ったのはあなたですから!」しかし、ここでも一応笑顔…。
 bガリーをツルベで登り、cガリーを横断。再度、4尾根取り付き目指してカンテ上を2ピッチの登りとなる。1ピッチ目は問題なかったが、本日の核心が2ピッチ目にあった。Uさんはbガリー大滝が終わったとき靴を履き替えていたのでアプローチシューズのままリードで登っていった。あとでご本人はこのピッチが一番嫌だったとの事。自分も4尾根を通しても、このピッチが一番いやらしく感じた。

そして、このピッチのビレーをしていた時、突然落石音が聞こえ、すぐに落石音は岩雪崩のような音に変わった。びっくりしてcガリーの方を見たら砂煙を上げ、石が跳ね上がって落ちて行く。良く考えると横断してからその時まで30分も経っていない。改めてゾッとしてくる。

 4尾根取り付きテラスで休憩をして、8時に4尾根の登攀を開始した。天気は雲ひとつない青空。「リードする?」と聞かれたが、簡単ピッチを計算してきた自分の計算が狂ってしまうので「やりません」。とはっきりお断りする。1ピッチ目は出だしが嫌だったが後は順調に2、3、4ピッチとツルベで登り、逆に順調だったからなのか、非常に息が切れ、肩で息をしながら登った。そして、5ピッチ目で4尾根核心の垂壁に出た。何年か前に初めて4尾根を登った時はすごく大きな壁に見え今回もそのままのイメージでいたが、目の前の壁は小さくそのギャップに驚いた。

そして我々パーティーのみなので待ち時間もなく垂壁を登り、懸垂下降へとなった。懸垂は一本ロープを解き懸垂用とし、もう一本は繋いだままビレーをしてもらい私から降りていった。このシステムもそうだがとにかく全体を通してUさんのシステム作りの速さに驚いた。場面に応じての安全で速いシステム作りの大切さを改めて感じた。

 再度ロープを繋ぎなおし6ピッチ目Uさんがリードでまた登りはじめた。枯れ木テラスの下ちょっと左にトラバースしたところでピッチを切り、リード交替。枯れ木テラスで中央稜を覗き込みながらそのままロープを伸ばし、9時45分登攀終了。
 4尾根自体は1時間45分、小屋から5時間45分と2年ぶりの登攀にしてはこの時間と、最高の天気に満足感と安堵感で気分は最高。ここでやっと本当?の笑顔。

ゆっくり休んだ後、「暑い」を連発しながら稜線を目指して登って行く。そして稜線に出た途端に思わず声を上げてしまうほど涼しい風が吹き付けてきた。あとは広河原へと下るのみである。ほっとしたのもつかの間、結構、足にきたかも…。ガレ場の下りがつらくなってきた。「やっぱり2年ぶりだし」と言い訳しながら下っていく。途中八本歯のコルを降りてからの水場でゆっくり休憩した。思いっきり飲んだ水が最高においしかった。そして、なぜかUさんは(今回に限らず)休憩しているとよく声をかけられる。「写真撮ってください」。の中高年のおばさまはもちろん、外国の方、そしていわゆる「(山を)やってそうなおじさん」とか。特におばさま方は私ではなくUさんをご指名する。外人さんもすごくフレンドリー。みんな怖くないの?本当に不思議。
 そんな事を考えながらゆっくり下り、二股で荷物を回収したときには北岳はもうガスの中だった。途中登攀らしきパーティーと何度かすれ違った。土日で入るのであろう日曜はやはり込みそうである。
 いい加減うんざりしたころ広河原に13時45分、やっとたどり着いた。だが、バスは16時との事。がっかりしたが、それならばと荷物をゆっくり整理してお茶を沸かしながらのんびりと待つこととした。そして、15時30分タクシーに何人かと乗り合い帰路についた。


(記:N)


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山域/山名 八ヶ岳縦走
日 時 10月8日(土)-10日(月)
ルート 南八ヶ岳(阿弥陀岳・赤岳・横岳・硫黄岳・峰ノ松目)〜北八ヶ岳(根石岳・東天狗岳)
参加者 4名

10/8
 事前の予報では3日共天候はあまり良くない。美濃戸に降り立つとその通りどんよりした空模様だ。案の定、美濃戸で雨。今日は行者小屋までなのでゆっくり美濃戸山荘で、てんぷら卵ソバを食べ、雨具を着込んで黙々と南沢を登る。結局 1日中雨。
  久しぶりの小屋泊。素泊まり\6,000の値段設定に驚く。テントも一人\1,000。綺麗なトイレ+雨のテント泊免除と引き換えとはいえ山もお金次第ですねぇ。この天候でも30人、40人のツアーの登山者が次々小屋に入ってくる。小屋はもはや中高年ではなく高高年一色。雨の中、大型テントを張っている学生グループが神々しい。
 我々はせめてもの抵抗で自炊をする。小屋食は一枚のトレーに盛り分けられたビーフシチューらしいがまるで囚人食。それを横目にソーセージ入りおでんを茹でる。Yさん持参の青々しい春菊もGood。テレビの天気予報では明日は天候回復しそうだ。


10/9
 今日は晴れてもらわねば困る。朝外に出ると雨はあがっている。ガスも低く垂れ込んでいるが心なしか徐々に上がりつつある雰囲気。予報通り天候が回復する感じだ。
 ツアー客の殆どが地蔵尾根経由で赤岳を目指し出発。阿弥陀へ向かう者は我々のみ。
 中岳のコルに上がるも相変わらずガスの中。阿弥陀の山頂で追いついて来た二人組みの大学生に写真を撮ってもらう。ここが本日の縦走の出発点である。コルに戻り、中岳を経由して赤岳直下の岩稜帯の鎖場に掛かると、続々と下りてくる様々なツアーグループとすれ違う。
 総勢100人以上いる。こんなに大勢でガスの中の山頂にいたのかと思うと阿弥陀に寄って来たのが正解であったと改めて感じた。そしてこの頃からガスが切れだし、視界が開けてくる。我々が山頂に到着するのを待っていたかの様な太陽に感謝。赤嶽大権現様々だ。
 赤岳を降り地蔵尾根を左に見送るといよいよ横岳の岩稜帯。でも鎖とステップで大した事無い。遠望は利かないが時折日差しがあり、稜線や直下は見える様になってきた。横岳、硫黄岳を経て赤岩の頭に到着。いよいよ本日縦走路上の最終目的「峰の松目」に取り掛かる。
 シャクナゲを掻き分けながら進むところはあるが良く整備されている道だ。針葉樹帯の間から木漏れ日の差し込み、緑のコケがキラキラ光る。ふかふかした足元が気持ちいい。ここからは北八ヶ岳の系統になるようだ。オーレン小屋への分岐でザックをデポして急登り10分足らずで辿り着いた峰の松目は思ったより展望は無かったが“八ヶ岳の秘峰”の名の通り静かなところであった。
 この縦走は阿弥陀の岩場の急登、中岳の稜線歩き、赤岳の岩場登り、横岳の奇岩を観ながらの岩稜歩き、硫黄岳鞍部の砂礫、硫黄岳のゴーロ、峰の松目の針葉樹帯と1日で様々な山様を体験できて面白かった。
 オーレン小屋は檜風呂が新築され、さくら肉のすき焼きに舌鼓を打つ(山小屋じゃないね)

 4人個室角部屋で就寝。労山カード500円引きで1泊2食7,000円なり。

 10/10
 朝から雨。東天狗−中山峠経由で渋の湯へさっさと降り、タクシーで縄文の湯へ。
茅野まで\6,000なり。(バスは\1,100なので渋の湯と縄文の湯の差額\400を考慮すれば同額で入浴中はメーター倒して待っていてもらったのでお得だったと思います)  

(記:I)


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山域/山名 白神山地・白神岳 追良瀬川〜ウズラ石沢遡行
日 時 9月22日夜発〜9月25日
ルート

一日目(23日)
 追良瀬大橋 8:15
 堰堤      8:45〜9:20
 一本        10:45〜11:00
 一ノ沢    11:35
 四十八滝沢 12:30〜13:10
 二ノ沢    13:27
 五郎三郎ノ沢14:38(幕営)
二日目(24日)
 五郎三郎ノ沢 7:20
 三ノ沢      7:30
 滝ノ沢      8:09
 ホノ沢      8:30
 
ウズラ石沢出会9:00〜9:15
 1:1(520M) 9:45
 1:1(650M)10:45〜11:00
 白神岳山頂  13:40  
三日目(25日)
 *一般道にて白神登山口に下山(83011